AKA療法
AKA

AKA療法とは、Arthto Kinematic Approachの略で、正確には関節運動学的アプローチといい、関節運動学に基づく治療法です。
人体に存在する200以上の関節は、その内部で「滑り」「回転」「回旋」という3つの関節包内運動が組み合わさり、様々な動きに対応しています。
AKA療法ではこれら3つの動きと関節内の遊びを改善させる手技療法です。
当初この技術は、硬くなった関節を治す目的でリハビリテーションの治療法として開発され、その過程で痛みやしびれの症状に著しい効果を示す事が分かり、現在では痛みの診断・治療法として整形外科医や理学療法士から注目を集めるようになりました。
関節包内運動

人体には多くの関節が存在しますが、一般的な肩、膝、足首のような大きな動きをする関節ばかりではなく、数ミリほどのわずかな動きしかしない関節も存在します。
全ての関節には関節包内運動という動きが存在し、「関節のあそび」と「構成運動」の2つに分類されます。
「関節のあそび」は手の力を抜いて軽く指を引っ張ると、わずかに関節が開くのが分かるように、関節にある余裕の部分です。車のブレーキなどにも効き始めるまでにわずかな余裕がありますが、それと同じで関節にもわずかな余裕があり、それが「あそび」です。
「構成運動」とは大きく分けて「滑り」「回転」「回旋」の3つで、これらの動きが複合して人間の様々な動きを作っています。一般に関節の動きというと、蝶番のように単純な曲げ伸ばしと思うかもしれませんが、実際には細かい動きも一緒に含まれる、複雑な動きです。
関節機能異常
何らかの理由で「関節包内運動」が正常に動かない状態が関節機能異常になります。
原因は様々ですが、状態としては「動きが悪い」、「引っかかる」状態です。
関節がこのような状態になると、「痛み」「しびれ」「凝り」「重だるさ」などの症状を起こす事があります。しかも関節機能異常を起こすと、自然治癒や自家矯正は期待できず、慢性化し関節炎に移行する場合もあります。
仙腸関節機能異常
多くの関節の中でも特に仙腸関節という骨盤内の関節に機能異常をきたすと、体の様々な場所に症状を出す事があります。
人によって症状は異なりますが、以前ケガをした場所や、日常生活で負担のかかりやすい場所には、痛みなどの症状を出すようです。
AKA療法では、仙腸関節、椎間関節、肋椎関節などを中心に、微弱な力で関節異常を改善させる手技療法です。また、治ってからの日常生活でのケア等についての指導も行ないます。
料金について
AKA療法は、保険適応外なので実費となります。
初診料 | 2,750円(税込) |
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施術料 | 2,750円〜(税込) |
詳しくは、お問い合わせフォームか直接お電話ください。
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