昭和４６年１１月生まれ　狭山市出身

家族：妻、息子（小学２年）、猫３匹
趣味：オートバイ（GPZ900R）

学生時代に水泳をしていた縁で、高校卒業後スイミングスクールでアルバイトをしながら指導者になるために学校に通っていました。そこで選手指導に携わるようになり、将来は一流の選手を育成してみたいと考えていました。しかし、選手の故障をきっかけに「指導の立場」ではなく「治す立場」で水泳に携わりたいと思うようになり、トレーナーを志しました。

しかし当時はトレーナーという言葉すら知られていない時代で、治療をするのに資格を持たないと現場に出られない時代でしたので、国家資格である「鍼灸師」「柔道整復師」取得のため再度学校に入りなおして、治療の勉強と学業の為に、昼間は千葉の整形外科、夜は都内の専門学校、日曜日は手弁当で水泳選手のケアの訪問を繰り返していました。

３０歳ではりきゅう鵜の木接骨院を開業し、接骨院経営と水泳選手のケアを続ける中で、当時、春日部共栄高校水泳部の１年生だった北川麻美選手と出会います。

彼女は、腰痛で当院に通い始めたのですが、その原因は「早くなりたいから、自分で考えてトレーニングした」ことで腰に無理な負担をかけて痛めていました。

私は「意図は分かったけど、その体の使い方では逆に身体を壊す」と考え、自分の水泳理論とケアを融合させて、速く泳ぐための身体の使い方をアドバイスするようになりました。

結果、高校２、３年のインターハイ個人２種目で２連覇を達成しました。 彼女はその後、北京オリンピックの代表選手となり、２００ｍ個人メドレーで６位入賞を果たしました。

この経験が、私のトレーナーとしての大きな自信となりました。
その一方で、トレーニングの多様化に伴い治療の重要性はさらに高まっていることを感じ、「鍼の治療効果をもっと活かしていきたい」と考えるようになりました。

そんな時、昔の修業時代の先輩が主催するセミナーで「刺さない鍼治療」と出会いました。
刺すのが当たり前と思っていた鍼治療で、刺さなくても身体が変化することを知り、大きな衝撃と共に、新しい治療の可能性を感じました。
そして現在は、「温熱治療」に「刺さない鍼治療」を融合させた、私オリジナルの治療法を確立し、一人でも多くの患者様の苦しみを取り除き、生活の質を向上していただくお手伝いをしています。

患者様からの「良くなった！」と言って頂けるのが大きな喜びです。
どうぞよろしくお願いいたします。